天板の装飾が特徴的な、アンティークのガラスショーケースです。
すっきりとした本体に対して、少し大げさにも思える天板の厚み。
まるでシルクハットを被っている男性のような、威厳とユーモアのある立ち姿です。
天板の優美な装飾は大正期の美意識の高さを感じさせるデザイン。
塗料を落として木肌を見せることで、より繊細に、よりモダンな意匠へと昇華しました。
全体にシャープな作りで、中のものをよく見通せる、すっきりとした印象です。
細い枠材は不安に思えますが、実際は堅牢な作りでしっかりと全体を支えています。
3面ガラスに、ガラスの引き戸、2杯の引き出しが備わっています。
内部には杉材の棚板があり、食器や写真などを飾ることができます。
少し薄い材料ですので、あまり重量のあるものを載せるのはおすすめしません。
*ご希望に応じ、別途料金にて厚板やガラスに変更できます。
外部はクリ材を使用しているため、虫食い等の少ない状態の良いアンティークです。
天板には輪ジミによる色ムラがございます。当時の風合いとして残しておりますが、使用上の問題はございません。
*気になる方は事前に研磨し、ムラをなくすことも可能です。
当時は店舗の陳列棚として使用されていたため、
引き戸と引き出しが互い違いに付いています。
ご家庭では使いづらいと思われがちですが、
パーテーションのように配置すると、うまく活用できます。
以前同型の物をお買い上げいただいたお客様のお宅では、
キッチンとリビングを仕切る収納として使われているようです。
当時のままでは使いづらいものも、
少しの工夫で豊かなインテリアを演出してくれるのが、ガラスケースの魅力の一つです。
ぜひご家庭にあった使い方を探してみて下さい。
棚・引き出し内部は、洗浄ののち、アルコールにてクリーニングしております。
古いものの衛生面を気にされる方も、安心してお使い頂けます。
同様の形状で、デザインの違う商品もございます。ぜひ比較してご覧下さい。
■神社のようなガラスショーケース
【材質】
本体・前板:クリ材
天板・内部:杉材
取手:鉄製
【仕上げ】
無塗装
【状態】
輪ジミ・歪み あり
【注意】
現品をご覧になりたい場合は、本社倉庫へご案内致します。
また詳細の画像やサイズ等をご希望の場合も、お気軽にお問い合わせください。
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