5列に区切られた収納部を持つ、日本のアンティークの横長ガラスショーケースです。
両面ともガラスを使用しており、天面に蓋があるという珍しい形のアンティーク。
当時は美術品やお人形などを陳列していたショーケースだったのかもしれません。
またその横長で低い形状も、現代には見られない面白いデザインでしょう。
大正・昭和期にはどんな置き方をしていたのか、想像してみると興味深い古家具です。
当時のようにお気に入りの器やオブジェなどを、ギャラリーのようにディスプレイしても良いでしょう。
それとももっと日常に落とし込んで、本や雑誌をうまく並べれば普段のインテリアにも取り入れやすいかもしれません。
フレームにはケヤキ材が使われています。深く経年し、落ち着いた茶褐色になっています。
しっかりと組まれているので、安定感があります。
一方、蓋や底板は長い時間によって生じた反りが目立ちます。
入れるものによりますが、使用上には大きく影響しないと判断し、修復しておりませんのでご了承ください。
ガラスは両面合わせて10枚ありますが、すべて取り外すこともできます。
中に入れるものに応じて、フレームだけで使うことも可能です。
床に直接置く他に、アンティークのベンチの上に置けば、足つきのショーケースのように使うこともできます。
また重量のそれほどない軽い家具ですので、壁に固定できる環境であれば、
一風変わったウォールシェルフとしても活躍してくれるでしょう。
当時とは違った、現代の暮らしに合う使い方を見つける=「見立てる」というのが古道具やアンティークの楽しみ方のひとつ。
ぜひご自分だけの「見立て」をお楽しみください。
表面は経年によるキズ・汚れがございます。ヴィンテージ・ユーズドという商品の特性をご納得された上でのご購入をお願い致します。
現物をご覧になりたい場合は、事前にご連絡ください。