ICCAの家具制作は、ちょっと大丈夫なのかな?と思えるくらい非効率です。
面白い家具に出会い、何日もかけて制作してしまったり、リメイクの方針を話して一日が過ぎ去ってしまったり、極めつけは、部品として木の色を揃えるために、売れる家具を解体したりとかなりの非効率の日々を送っています。
そのような繰り返しで、いつか使われるであろうと、たくさんの廃材を集めてきました。そして、それを利用して額縁をつくることにしました。
ここからが、本当に大変な作業でした。
ひとつひとつ、綺麗に解体して、釘やビスを抜いて、
ひときわ魅力的なところを切り出して、使える材料にする。
そして、色合わせをしながら、
異なる部材同士が調和する組み合わせを見つけてゆきます。
そうして集まった秀逸な廃材たちが、ICCA独自の感覚と熟練した職人により、ほぞ穴あり、釘穴ありと様々な表情をもち、個性豊かな世の中に一つだけの珠玉のフレームとして組み上げられました。
ICCAの非効率ともったいない精神から、生まれた廃材を集めて作られたフレームに、今度はあなたの歴史や想いを集めて、フレーミングしてみてください。きっと、集まることにより生れる、もう一つの素敵な何か感じることができるかもしれません。
そんな非効率な自分たちも、いいなって思っている、ちょっとナルシストなICCAです。
ICCAオリジナルの額縁です。
A4が入るサイズです。
役目を終えたアンティーク家具の使える部分を丁寧に分解し、生まれた材に命を吹き込みました。
もともとは家具の一部だったため、ところどころにほぞ穴や釘穴、キズなどもあります。
それらも含めてひとつの表情として、素敵な佇まいに仕上がっています。
アンティークの額縁はフレームが太いものが多いですが、実際に暮らしの中に馴染むものと考えたときに、細いほうが使い勝手がいい。
細くなればなるほど、繊細な仕事が必要なため、手間暇がかかりますが、最大限の細さを追求しました。
飾るものを引き立てながら、ちょうどよい存在感があります。
背板の留め具も古材とデットストックの真鍮マイナスビスを採用しています。
大切な記憶、大事にしたい感性や誇り、それらを呼び起こすトリガーとなるであろう展示物を収める額縁。
暮らしに前向きな気持ちがひとつでも増えることを願って。
ICCAオリジナルの額縁です。
はがきが入るサイズです。
役目を終えたアンティーク家具の使える部分を丁寧に分解し、生まれた材に命を吹き込みました。
もともとは家具の一部だったため、ところどころにほぞ穴や釘穴、キズなどもあります。
それらも含めてひとつの表情として、素敵な佇まいに仕上がっています。
アンティークの額縁はフレームが太いものが多いですが、実際に暮らしの中に馴染むものと考えたときに、細いほうが使い勝手がいい。
細くなればなるほど、繊細な仕事が必要なため、手間暇がかかりますが、最大限の細さを追求しました。
飾るものを引き立てながら、ちょうどよい存在感があります。
背板の留め具も古材とデットストックの真鍮マイナスビスを採用しています。
大切な記憶、大事にしたい感性や誇り、それらを呼び起こすトリガーとなるであろう展示物を収める額縁。
暮らしに前向きな気持ちがひとつでも増えることを願って。