繊細なラインが特徴のアンティークのアイアンスツール。
まるで細いペンで描いたようなシルエットのスツールです。
長期間の使用により曲がった脚部が、手描きしたような雰囲気を強調しています。
鉄製の頑丈なスツールですが、過度な重さはなく、軽々と運ぶことができます。
かすれた黒い塗装の下には、赤い塗料の跡が見られます。元々は真っ赤な色をしていたのでしょうか。
元の姿に想像が膨らみます。
あまりに細く安定感が心配になりますが、3本の脚でしっかりと安定しており、体重をかけて座っても揺らぐことはありません。
スツールは座るだけでなく、花器を飾ったり、サイドテーブルとして活躍してくれる、オールラウンダー。
何脚あっても困ることのない商品です。
現在椅子といえば4本脚をイメージされる方も多いことでしょうが、遡っていくとある年代を境に3本脚が主流となっています。
カメラの三脚を思い浮かべるとお分かりの通り、3本脚はガタつきがなく、より安定した設計なのです。
全体の強度や製造上の利点からデザインを見直すメーカーが増えた結果、現在製造される椅子のほとんどが4本脚となりました。
3本脚の椅子は、古いものという点だけでなく、そのデザイン自体が貴重な存在と言えます。
*アンティーク商品ですので、踏み台にするなど、過度な重量をかける使い方は避けてください。
ICCAでは、大正期から昭和初期ごろまでのアイアンスツールをご紹介しています。併せてご覧ください。
■美脚なアイアンスツール
■花咲くアイアンスツール
■夫婦椅子
■革張りのアイアンスツール
【材質】
座面・脚部:鉄製
【仕上げ】
黒色塗装(仕入れ時のまま)
【状態】
脚の歪み・塗料のかすれ
経年による傷・歪み等がございます。アンティーク・ユーズドという性質をご理解頂いた上で、ご購入ください。
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