不思議な形状と、玉飾りの縁取りが魅力的な、アンティークの引き出し棚。
その珍しい形は、「電話台」として使われていたのでしょうか。
扉や引き出しの全てに鍵穴があるという厳重さから、「レジ台」として金銭を管理する金庫だった可能性も。
かつての使い方への想像は尽きませんが、何と言ってもデザインや素材の選び方に美学を感じられる逸品です。
栃(トチ)材の引き出しは全部で5杯。きらきらと波打つような木目が美しい銘木です。真鍮製の取手もそれぞれ違った経年変化をしており、表情豊か。
扉には玉飾りの縁取りと、材の木目を使い分けた珍しいデザイン。左右対称に木目を合わせるこだわりも見られます。
フレームは丈夫な楢(ナラ)材をしており、栃材との色味の違いがアクセントになっています。
小さなサイズの割に、非常に重厚な作りのため、しっかりとした安定感があります。その分移動には十分お気をつけください。
当時に習って電話台として使ってもいいですが、固定電話のあるご家庭も少なくなっていると思います。
お気に入りの花器と合わせて花台として使ったり、玄関でのコンソールとするのもおすすめ。
鍵や定期、印鑑やハンカチなど、玄関ならではの定位置にしてみてはいかがでしょう。
* 鍵は現存しておりますが、開閉しづらいものがあるため、同梱は致しません。
* 内部は、洗浄後に研磨、さらにアルコール消毒にてクリーニングしております。
古いものの衛生面を気にされる方も、安心してお使い頂けます。
【材質】
本体・天板等:楢(ナラ)材
引き出し前板・扉:栃(トチ)材
引き出し内部:桐(キリ)材
【仕上げ】
無塗装
【状態】
2段目の金具紛失
経年による傷・歪み・ガタつき等がございます。アンティーク・ユーズドという性質をご理解頂いた上で、ご購入ください。
現品をご覧になりたい場合は、本社倉庫へご案内致します。
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