Φ76cm x H61cm
大正期らしいエレガントな佇まいを纏ったコーヒーテーブル。
この丸テーブルの特徴を伝えるには、まずはその脚の装飾でしょう。
胡麻柄面取り意匠と呼ばれる、ごまの殻のような帯状のラインが全体に彫り込まれています。さらに脚元にゆくにつれて細くなるテーパーのデザインですから、非常に手間隙がかかる作り込み。
加えて、脚の根本の彫刻、ろくろ脚のエッセンスも添えて、家具というよりは1つの作品と言えます。
使用されている楢材も非常に上質で狂いが少ない。
色味も絶妙な具合に深みを増して、そのフォルムの美しさを一層際立たせています。
サイドテーブルとしてソファ脇に配したり、飾り棚として窓際で植物をディスプレイしても楽しめることでしょう。
当社の職人が丁寧に修繕し、次世代へつなぐ家具へと蘇らせました。
- 状態の良いアンティークですが、詳細画像以外にも小さな小傷や、多少の歪みがございます。
- 素材
- 本体:楢材
- 仕上げ
- 無塗装
- 状態
- 良好