W89.5cm x D26.7cm x H115.4cm
経年により深みを増した栗材の質感が美しい、希少なオープンラック。
明るすぎず、落ち着いた木肌の色合いが空間に品格をもたらしてくれます。
特筆すべきは、台形という珍しいフォルム。
これは大正期に時計屋や宝飾店など、限られた用途の什器として採用されていたもので、現存数が極めて少ない希少なデザインです。
ICCAオリジナルのろくろ脚と新たに施した繊細な装飾が、クラシカルで上質な佇まいを演出。
フレームには日本の伝統的な両紐面取り意匠が施されており、細部にまで丁寧な仕事が光ります。
背板や棚板も丁寧に補修・調整し、当時の面影を大切にしながらも、日常使いに適した強度と実用性を備えています。
ディスプレイ用の什器としてはもちろん、ご自宅で本棚や見せる収納棚としてもおすすめ。
シンプルながらも一つ一つの意匠に物語を感じさせてくれる、時代を超えて愛される家具です。
当社の職人が丁寧に修繕し、次世代へと繋ぐ家具として蘇らせました。
- 状態の良いアンティークですが、詳細画像以外にも小さな小傷や、多少の歪みがございます。
- 素材
- 本体:栗材
- 仕上げ
- 無塗装
- 状態
- 良好