ICCA(イッカ)のロゴは桔梗紋をモチーフにしています。
ICCAのアートディレクターが日夜頭を悩まし、沢山のロゴのデザイン案(ロゴの屍?)を超えて生まれたものです。
ある日、数あるロゴを見て、なんとなくICCAっぽいということで満場一致で決まった今のロゴ。それをあえて理由にすると、和なのか洋なのかわからないその境界線を絶妙に表現しているからだと思う。
ICCAは家族のためのブランドを目指しています。
それと同時に、現代の和洋折衷のデザインを表現していきたいという思いもあります。
あくまでICCA的な見解ですが、今、世の中的に「和」というデザインで表現されているものはちょっと野暮ったい。そのまま家の中に置いてしまうと古臭さすら感じてしまう。しかし日本っぽい雰囲気が好きなものだから、「洋」として表現されているものは、そこまで好きになりきれない。
和がベースにあって、西洋的な美意識も取り入れたちょうどよいデザインがあったらいいなという思いからICCAはデザイン表現をしています。「和」半分、「洋」半分の”現代の和洋折衷”をICCAが定義していけたらと気概をもってやっています。
桔梗紋の話からそれてしまいましたが、もちろん桔梗紋にも意味があります。
もともと桔梗という花は供物として神様に捧げ、吉凶を占っていたことが転じて「桔梗」と呼ばれるようなったという説があります。その桔梗のルーツが、「吉凶を占うという花」ということで、戦国時代に、桔梗紋はいつしか人の運命を案じる(人を想う)シンボルになっていったそうです。
桔梗紋のモチーフを採用したのも、ICCAが「人を想う」シンボルになれたらという思いが込められています。そして、花言葉は「永遠の愛」。永遠に続く愛が存在するかどうかは確かめようもありませんが、例えば、親が子を思う心や、お気に入りのものを愛でる心など、永遠に続いてほしいと思える愛は日常にあふれているように感じます。
そんな「愛」がICCAを通じて生まれてくれたらという願いをロゴに込めています。