例年なら空気の冷たさが肌をさすような季節ですが、
幸い今年はまだそれを体感せずに過ごすことが出来ています。
それでも工房は冷え冷えとしていて、
一度動きを止めると寒さに襲われるので、
休むことなくせっせと家具づくりに勤しんでいます。
ICCAには家具がいい仕上がりになったとき、
みんな手を止めて家具を褒める風習があるのですが、
その時ばかりは動きを止めても寒さを感じないから不思議です。
情熱が寒さを忘れさせてくれるのでしょうか。
「抜群だねー」などと家具を褒め称えている光景は、
冷静に、傍から見ると実に滑稽だなと思いつつ、
これはこれでICCAらしい文化。
家具にアつくホれてしまっている、アホな集団なんでしょうね。