ICCAでは、台形のショーケースを好んでご紹介しています。
その佇まいからもお分かりの通り、デザインとしてはとても珍しいアンティーク。滅多にお目にかかれず、非常に希少な存在です。
先日仕入れ業者さんから、こういった形のショーケースは「時計屋さん」で使われていたというお話を聞きました。目当ての時計をあらゆる角度から眺めてじっくり吟味する、少々マニアックなお客さんもいたのかもしれません。
アンティークを扱っていると、当時の時代背景や文化、出自などを掘り下げることができます。家具だけでなく歴史好きの私としては、そんな点でも天職のように感じています。
投稿の写真の向かって右は、すでにご紹介している【清雅な台形のショーケース】。白い陶器の取手も良いアクセントになっています。
対して左側は、新しく仕入れた比較的赤みの強い色合いです。下段には引き出しは付いておりませんが、かえって足元がすっきりとしています。
ガラスを交換中ですので、全て仕上がりましたら正式にご紹介します。
サイト掲載前の商品ではありますが、気になる点がありましたらお気軽にお問い合わせください。詳細なサイズ・画像等をご紹介します。
ICCA 【大正期の遺産 / 台形のショーケース】