妻があたふたと何かを探している姿を見たことがない。
それに比べ私といえば、書類や文房具、服に至るまで毎日何かしらを探している。
なぜだろうと、妻をよくよく観察してみると、小箱などを使ってものの居場所を作り、使ったら元の場所にもどすという単純なことを当たり前に行っているから、ということがわかった。
少し拍子抜けしてしまうが、私はその当たり前ができていなかったのだ。
実際、居場所が定まっていないものが多く、一度ものを使った後、同じ場所に置くこともあるし、置かないこともあるので、しばしば行方不明になることがある。
そして、妻がわかるはずもない探しものの在処を訪ねては、もの探しに巻き込むのであった。
そんな私を見かねた妻が、小箱でものの居場所を作ってくれたところ、自分でも驚くほど探しものが少なくなったのだ。
探しものを減らすコツはとても単純で、記憶力を高めることではなく、ものの居場所を作り、使ったら戻すという仕組みなのであった。
とはいえ、よく目にするところの収納はインテリアとして雰囲気のよいものにしたい。そこでインテリアとしても魅力的な収納道具を集めてみました。
お気に入りの収納道具をものの定位置にすれば、使ったらその場所に戻すということを習慣にしやすくなる、もとに戻したくなる、、、はず。